Tech note

備忘録

Amazon Redshiftについて

ノードタイプについて

ノードタイプ 概要
DC2インスタンス 各コンピューティングノードが個別のSSDストレージを持つタイプ。
データ処理の独立性が高まりさらなるパフォーマンス向上につながる。
DS2インスタンス 各コンピューティングノードが個別のHDDストレージを持つタイプ。
速度面ではSSDを採用しているDC2インスタンスに及ばないものの、より大容量で構築することが可能。
RA3インスタンス コンピューティングとストレージがそれぞれ独立しているタイプ。
各ノードは個別のストレージを持たない代わりに、RMS(Redshift Managed Storage)を共有利用する。RMSは、「Amazon S3」のデータ領域を内部的に利用。
ノードが軽量なため拡張性に優れ、必要な処理能力に応じたスケールアウトが容易。
アクセス頻度が高いデータは「AQUA」と呼ばれるキャッシュ領域で高速処理される。

RA3インスタンスを利用するメリット

  • コンピューティングとストレージを個別に拡張出来るため、必要な部分のみ拡張をすることで、料金削減につながる。
    • その他のインスタンスタイプだとコンピューティングとストレージがセットになっているため、コンピューティングのみ拡張をしたい場合でも、ストレージも拡張する必要があった。
  • DC2インスタンスと比較して8倍以上のストレージ容量を実現している。
  • DS2インスタンスと比較して最大2倍のパフォーマンスとストレージ容量を実現している。

同時実行スケーリングについて

  • 同時実行スケーリング機能を使用すると、一貫した高速のクエリパフォーマンスで、数千の同時ユーザーと同時クエリをサポートできる。
  • 書き込みの同時実行スケーリングに対応しているのは、RA3インスタンスのみ。
  • Redshift Serverlessでは同時実行スケーリングは標準で搭載されている。
  • 料金は、1日あたり最長1時間無料。